ヒートショックを起こす前に

家になくてはならないものが、キッチン・トイレ・お風呂・洗面所などの水回りです。

人間は食事を食べることによって生きているので、食事を作るためのキッチンが必要です。そして、食べれば排泄をするのでトイレも必要です。体を清潔に保って病気を防ぐために、毎日のようにお風呂に入ります。そして、洗面所では身だしなみを整えます。

このように、水回りは欠かせないものとなっているのです。生活に必要で毎日使うからこそ、使い勝手のよい水回りを考えてみましょう。では、どのような工夫をすることで使い勝手のよい水回りになるのでしょうか。

キッチンで考えたいことは、調理のシーンです。

壁付けキッチンは作業に集中したい場合に向いています。壁に向かって作業をするため、テレビなどが視界に入らず作業に集中しやすい形です。

家族との会話を楽しみたいなら対面式が向いています。リビングの方を向きながら作業が可能で、家族と会話をしたり、テレビを見ながら作業ができます。対面式は手元が見えてしまうので、気になる場合は腰壁など設置するとよいでしょう。

トイレにいると落ち着くという方がいますが、落ち着ける空間を作るためにはインテリアが重要です。トイレの壁紙や床を工夫することで、ほっと一息つけるような空間になります。落ち着ける空間は人それぞれ違うので、ぬくもりを感じたいなら木を使ったデザインに、すっきりさせたいならタンクのないタイプのトイレになど、どんなトイレならほっとできるのか考えてみてください。

お風呂を快適に使うためには室温が重要です。

冬場のお風呂はひんやりとしていて、脱衣所とお風呂場の温度差によってヒートショックを起こすことがあります。ヒートショックを防ぐためには、脱衣所とお風呂場の温度差を少なくすることがポイントです。浴室暖房を取り付けたり、ユニットバスにしたりすることで、温度差が少なくなります。

洗面所で意識したいことは床です。

洗面所と脱衣所が一緒になっていることが多く、お風呂上りには床が濡れてしまいます。洗面所で顔を洗ったりする際にも、意外と水が床にはねています。水濡れをそのままにしているとカビが生えたり、床が傷んだりする原因になるので、耐水性のある床を選ぶとよいでしょう。クッションフロアやフロアタイルは耐水性に優れた床材です。

家を建てるときにできる工夫はいくつもあります。その家に住むことを考えながら、快適な空間作りをしてみてください。